肉そばと家具工場
今週の頭に山形は朝日町へ、打ち合わせと工場見学を兼ねて同行させていただいた。
朝日町は山形市の西側に位置する最上川を有する人口8500人ののどかな町で、東京から新幹線で約2時間半、山形駅から車で30分という道のりである。
到着はちょうど昼だったので、工場の社長さんに連れられそばやに入る。
「おいしい肉そばがあるので行きましょう!』朝日町へ向かう車内で社長さんからそう聞いたときは、ふつうに牛肉のしぐれ煮かなにかが、そばの上に乗っているものと想像していましたが、机の上に出てきたものは、なんと鶏肉でしかも冷たい汁そばでした。鶏そばのぶっかけは食べた事はありましたが、どんぶりいっぱいのつゆが冷たいのは初めてです。高まる興奮を押さえつつ、一口二口。ちょうどよく冷たいつゆと、こしのある田舎そばがのどを次々と通り抜けます。
う、うまいです。どうやらあまりつゆを冷たくすると鶏の油が白く固まって浮いてしまうので、きんきんに冷たくしないで、ちょうどよい温度にしているらしく、そのやさしさがしっかりとおいしさに詰まっているわけです。

おいしい肉そばで膨らんだお腹を抱えつつ、無事打ち合わせも終わり、いよいよ楽しみにしていた工場見学です。いつも工場見学をして思うのは、とにかく働いている人が愉しそうなところは、有無を言わさずいいものづくりをしているという事。ただ一言にいいものづくりと言っても製品だけではなく、生産プロセス、システム、環境など、すべてを含んだ上で。あまり詳しい話をすると長くなってしまうのですが、今回お世話になった工場は、そういう意味でみなさん愉しそうにほんとうにいいものづくりをされていらっしゃると、本当に勉強になりました。社長さんの言葉でとくに印象に残ったのが、
「うちは熟練の職人さんは雇わないんです。玄人は知っているから、難しい案件が来るとできない、できないと断りますが、素人はなにも知らないので、とにかくやってみようという気になるのです。うちはその気持ちを大切にしているんです。」
技術は時間と努力で養われますが、思想と姿勢はそうはいきません。
駅まで送っていただいた背中には、『ANDIAMO SEMPRE IN AVANTI』(Let us always go ahead)が輝いておりました。



朝日町は山形市の西側に位置する最上川を有する人口8500人ののどかな町で、東京から新幹線で約2時間半、山形駅から車で30分という道のりである。
到着はちょうど昼だったので、工場の社長さんに連れられそばやに入る。
「おいしい肉そばがあるので行きましょう!』朝日町へ向かう車内で社長さんからそう聞いたときは、ふつうに牛肉のしぐれ煮かなにかが、そばの上に乗っているものと想像していましたが、机の上に出てきたものは、なんと鶏肉でしかも冷たい汁そばでした。鶏そばのぶっかけは食べた事はありましたが、どんぶりいっぱいのつゆが冷たいのは初めてです。高まる興奮を押さえつつ、一口二口。ちょうどよく冷たいつゆと、こしのある田舎そばがのどを次々と通り抜けます。
う、うまいです。どうやらあまりつゆを冷たくすると鶏の油が白く固まって浮いてしまうので、きんきんに冷たくしないで、ちょうどよい温度にしているらしく、そのやさしさがしっかりとおいしさに詰まっているわけです。

おいしい肉そばで膨らんだお腹を抱えつつ、無事打ち合わせも終わり、いよいよ楽しみにしていた工場見学です。いつも工場見学をして思うのは、とにかく働いている人が愉しそうなところは、有無を言わさずいいものづくりをしているという事。ただ一言にいいものづくりと言っても製品だけではなく、生産プロセス、システム、環境など、すべてを含んだ上で。あまり詳しい話をすると長くなってしまうのですが、今回お世話になった工場は、そういう意味でみなさん愉しそうにほんとうにいいものづくりをされていらっしゃると、本当に勉強になりました。社長さんの言葉でとくに印象に残ったのが、
「うちは熟練の職人さんは雇わないんです。玄人は知っているから、難しい案件が来るとできない、できないと断りますが、素人はなにも知らないので、とにかくやってみようという気になるのです。うちはその気持ちを大切にしているんです。」
技術は時間と努力で養われますが、思想と姿勢はそうはいきません。
駅まで送っていただいた背中には、『ANDIAMO SEMPRE IN AVANTI』(Let us always go ahead)が輝いておりました。



- 2010.07.28 Wednesday
- 外食日記
- 09:37
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- by watarukumano








